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2011年8月20日 (土)

文芸社削除要求の記事④文芸社・ノルマ達成には、契約書も偽造してしまうほどのプレッシャー!其の四 「ハンコ屋」

今回の掲載予告のコピーが、「実家がハンコ屋」「とんでもない」というような趣旨になっているので、実家がハンコ屋だろうがワンコ屋だろうが、それがどうしたッ、といぶかる向きもおありと思う。

ふつーはまさにそのとおり。

犬屋さんでもワンコ蕎麦屋さんでも、一向にかまわないのだが、今回はちょっこし珍しすぎるお話!

実は、No8掲載のちなみ写真の部屋から大慌てで撤収してきたので、「クンちゃん事件簿」のメモ書きノートがどの段ボール箱に押し込められているのか、未だにわからない。どの箱もどの箱もぐちゃぐちゃで、探す気になれないのだ。それで、細部の数字や日にちについてはクンちゃんの記憶だけが頼り。事実とは多少違うかもしれない。この点をまずお断りしておきたい。人名はおおむね仮の名前にしてある。

今となってみればもう4年、あるいは5年も前のことじゃないかとの記憶。大学館という大どころの版元にいたというふれこみで川口サンという人が編集部に入ってきた。公募だったと思う。その川口サンは勤続1年ちょっとぐらいで、役員ではないが、当時の編集本部・本部長となり、その一方で会社など法人に対する出版勧誘を専門とする部署の責任をも担うこととなった。なかなか良い成績で推移していたような印象が残っている。

この人はクンちゃんとは同じようないわゆる全共闘世代で、この世代の編集者や新聞記者出身の人間にありがちな、まったくいい加減な性格であることもよく似ていたような気がする。しかし、何年やってても忘年会のひとつさえ開催できない岡林編集部長と異なり、川口サンが本部長だったその年末だけは、編集部門の忘年会があったことを覚えている。

さて、その川口サンの部下に富狩(とがり)くんというのがいて、どちらかというとむっつりねっちりタイプの男だったが、この人もそこそこの成績をあげ、ときどきは名の知れた会社の契約なんかも取ってきていた。ところが、彼の契約はしばらくたつと妙なことに話が立ち消えになることが多く、困ったもんだと言っているうちに、会社にまったく姿をあらわさなくなってしまった。上司の厚木くんや有田くんたちが連絡してもさっぱりラチがあかない。

これはおかしい、ということで、富狩くんの会社デスクを衆人環視の中で検証すると、えらいものが出てきた。出版契約の相手方契約者(会社)の部分を切ったり貼ったりして工作真っ最中の契約書が出てきたのである。このとき、川口サンは社内におらず、この偽造契約書の発見も、ここから発して調べが進んでいくことも、しばし知り得なかったという記憶がある。

富狩くん担当の、途中で立ち消えになったり、まったくストップしたままの六つ、七つの案件を追跡していくと、いずれも相手方から第1回の払込金、数十万から百何十万円というお金は支払われている。いずれも富狩クンが現金で預かってきたという、まったく珍しいパターン。そして、そのままむにゃむにゃになっている。

契約書には、相手方会社の社名スタンプ、角印、代表印だってきちんきちんと押されている。うーん、まったく不思議なことがあるもんよ、各相手方からはそのお金の返還請求さえ来ていない。クンちゃんの常識では解析不能。やむなく契約書に表示されている電話番号をダイヤルしてみると……、これがきちんとつながるのだ。

それで、広報に回してもらい(いずれもちゃんと広報部門があるような会社である)、こちらがこれこれと名乗って経緯を話しかけても、相手の担当者はちんぷんかんぷんの答え、あわてて電話を切る。
 
これはいったいどういうことなのか。
 
結局、いろいろ事情を調べていくと、富狩くんは何か月か全然契約が取れず、このままではノルマが達成できない。会社を辞めなければならない。家族に対する面目丸つぶれといった状態を回避するために、架空の契約をでっちあげることを思いついた。それで、本来なら営業をかけるのにふさわしいと思われる会社を物色し、その会社の代表者名などを調査したうえ、ニセ契約書を事もあろうに自分のデスクでこつこつつくっていたというわけだ。

おまけに預かってきたという第1回払込金は自分の懐から出しており、合計で600万円を超えていたと思う。個人の出版契約よりも契約総額が高い法人契約では、契約報奨金も個人よりは高いが、こんな多額のお金を自分で出していては到底ゼニ勘定が合わない。しかし、富狩くんの自宅へ出向いた有田くんらの話では、富狩くんの実家は横浜郊外の富裕な土地持ちであって、この程度の出費より自分の見栄のほうが大切なのかもしれんね、ということだった。この版元の過剰なノルマ押しつけが生んだ悲しい喜劇である。
 
それにしても、シロウト探偵たちに残された疑問がひとつあった。あの社判や代表印、横判などはどっかで作ってもらったんだろうけど、1か所のハンコ屋にちょいちょい同じ人間が、それも別の会社のハンコを作ってくれと頼みに行くわけにはいくまい。怪しまれちゃうからな。きっと、あっち、こっちと歩き回って作ったんだな、とちょっこし気の毒がっていた。

ところが、ところが、その後に判明したことを聞いて口をアングリ! 川口サンの実家は、なっなんと「ハンコ屋さん」だったのである。つまり会社幹部たる川口サンぐるみの犯行(印鑑偽造、有印私文書偽造・同行使、報奨金詐欺)であって、探偵小説ならまさに「禁じ手」に該当するのである。おまけに、川口サンはそれらのハンコ代まできちんと富狩くんから受け取っていたというから、呆れてモノが言えない。

このときも、川口サン、富狩くんは会社を去ったが、あとはなんにもなし、たったそれだけなのである。しかも、この川口サンはその後少なくとも2年間は「顧問」として捨て扶持を頂戴していたのだ。地位相応に知り得た、いろんなダーティな部分をあっちこっちで言いふらしたり、インターネットのブログなんかで公開してもらっちゃ困るんだよ。まあ、「顧問」というのは便宜そのもので、なんの「顧問」なんだかっ!てことだけどね。この会社では一定の高い地位にのぼると間もなくいなくなる、いつのまにか消えているってことが多いんだけど、不祥事で辞めても、みんな要らんことを知りつくしている連中なので、捨て扶持で口を封じておかなくてはならんというわけだ。

とにかく、「監督責任」「管理責任」という言葉はこの版元の用字用語マニュアルには、ない。

寺野専務(当時は平取)なんかは何回首を差し出しても足りないような重大責任があったにもかかわらず、いつでもなんにもなし。何があっても必ず生き残る不死身の男。

この土壌こそが、この度の新聞広告掲載契約書偽造や次回述べる詐欺事件の温床になっているのではないか。

もちろん、最終的には瓜谷社長に重大な責任があることは言うまでもない。

(この項つづく)

 掲載予定記事の一例  
 
 (予告。掲載順ではありません。体調不良と老齢のため、不定期のアップになります。ご了承をお願いします。内容は変更される場合があります。)

 ◆ノルマ達成には、契約書も偽造してしまうほどのプレッシャー!其の四 Up!Today 
 (契約現場のありさま。圧力をかけられる人びと。偽造は前からの伝統! 実家がハンコ屋だったという、
  とんでもない話)

 ◆ノルマ達成には、契約書も偽造してしまうほどのプレッシャー!其の伍
 (契約現場のありさま。新聞広告料金詐取など別タイプの犯罪に手を染めてしまう人びと)
 ◆ノルマ達成には、契約書も偽造してしまうほどのプレッシャー!其の六
 (契約現場のありさま。圧力をかける側、寺野専務や千場取締役ら高級(高給)幹部はいったい何を
  やっているのか。)
  【東京都に摘発されたMMSを文芸社内でも堂々販売、甲府・七沢研究所、ロゴストロン研究所との
   かかわり、ほか】 

bottle.jpg

    
 ◆ノルマ達成には、契約書も偽造してしまうほどのプレッシャー!其の七  
 (契約現場のありさま。圧力をかける側、寺野専務や千場取締役ら高給(高級)幹部は何をやっているか。)
  【文芸社地下サロで有料治療行為も。社長承認ならアキレタボーイズ!】
 
 ●新風舎と碧天舎の倒産前後
 ■自費出版図書館はどうなっちゃったか。あの人が何故?
 ●特定商取引法改正と自費出版業界(あの出版費用を取り返せれば…)
 ■鬼蜘蛛おばさんこと「北の論客」松田まゆみさんの主張 (其の壱・調査活動の顚末)
 (其の弐・まゆみさんが詐欺罪で文芸社を告発。寺野専務らに代わって
  東京地検に何度も呼び出されたクンちゃんの泣き笑い)
 ■鬼蜘蛛おばさんこと「北の論客」松田まゆみさんの主張(其の参・まゆみさん告発で、
  東京地検捜査をどうすりぬけたか、その真相)

 ◆文芸社が東京経済・渡邊勝利氏を名誉棄損で訴えた裁判(いわゆる渡邊裁判の顚末) 
 ◆渡邊裁判敗訴後の渡邊勝利氏とその末路(あの威風堂々の男が…金には勝てんのか!?)
 ●日本文学館ってどういう会社?幻冬舎は?
 ◆現在、係争中の裁判リポート FC2 Management

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